XAFS データベース

マテリアルズ・インフォマティクス (MI) の活用あるいは信頼できる参照データなどを志向した XAFS スペクトルのデータベース化に対する関心が高まっています.

国内では北海道大学で先行しており,北海道大学朝倉・KEK 木村らが中心となり,第1回 XAFS Database Workshop(2018.9.5, 第18回 XAFS 討論会後)を開催し,その後10回にわたり議論を深めてきました。議論に基づき,NIMS のデータベースを活用して各放射光施設で収集したデータの公開が徐々に始まっています。日本 XAFS 研究会でも XAFS データベース WG を立ち上げ,議論を進めています。
MI を活用した材料研究に貢献していくためには,各放射光施設で計測されるデータを広く集めデータベースとしての価値を高めていくことが必要です。そのためには,ユーザの協力が不可欠であり,積極的な測定データの提供・公開を進めていく意識改革と具体的な環境整備が重要です。
XAFS データベース WG では,データベースの構築,活用を具体的に進めていく上で検討すべき課題や要望について広くユーザーの意見を集め議論する活動を進めていきます。ユーザー・施設関係者を含めた WG での議論の内容は本サイトで情報共有し,ユーザーの課題や懸念を解消し,XAFS データベース活動の発展につなげていきたいと考えております。皆様の積極的なご参加・ご協力をよろしくお願いします。
朝倉清高(北大),石井真史(NIMS),木村正雄(KEK),松本崇博(JASRI),一國伸之(千葉大)

PF測定データのNIMS MDRへの公開を中心に議論。