会長挨拶

大変僭越ながら3期目の会長を務めさせていただく自然科学研究機構分子科学研究所の横山利彦です。XAFS研究会が発足して、今年2019年がちょうど20年目になりました。太田俊明初代会長、渡辺巌2代会長、野村昌治3代会長、朝倉清高4代会長の後を受けた形で、先代までのお力には到底及ばないとは思いますが、微力ながら引き続きXAFSの発展に尽くしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。日本XAFS研究会は、

  1. XAFS 討論会を毎年主催する。
  2. 若手育成のための合宿形式のXAFS夏の学校等を可能な限り毎年主催する。
  3. 新しい光源計画等について、提言をまとめるなど積極的に支援する。
  4. その他XAFS研究に係る教育・学術研究・産業応用推進協力

を基本指針として運用しています。1については、2018年のXAFS討論会が、9月3日~5日の3日間にわたって、北海道大学・触媒科学研究所の朝倉清高先生を実行委員長として北大で開催されました。会期中の台風と直後の大地震が心に留まる会となりましたが、朝倉先生主導のデータベース構築についても方向性が議論できた会になりました。2019年は9月2日~4日に京都大学(実行委員長:吉田寿雄先生)吉田キャンパスで開催される予定です。2の夏の学校について、2018年はXAFS国際会議が開催され見送りましたが、2019年は九州シンクロトロン光センターの小林英一先生のもと開催予定になっています。4については、朝倉清高前会長を中心として、2017年8月に「XAFSの基礎と応用」(日本XAFS研究会編、講談社サイエンティフィック)を刊行されました。3については、東北3GeV放射光施設計画のSLiT-Jエンドステーションデザインコンペに日本XAFS研究会として応募しました。本計画は予算措置がなされ、今後の放射光科学の発展に期待するところです。

引き続き2年間のご支援どうかよろしくお願いします。

2019.1.21 横山利彦